目黒通り沿いに地下鉄を建設する構想が40年前の東京都都市計画において検討されています。それは、都営6号線(三田線)が、目黒駅から都立大学を通り、等々力を抜け、多摩川を越え港北ニュータウンへ接続されるの延伸ルートでした。しかし、当時、地下鉄計画路線と競合するバスや鉄道を運営していた東急電鉄(五島慶太)の反対により実現に至らなかったようです。
そして、東急目黒線(目蒲線)を東京メトロ南北線と都営三田線に直通運転させる計画に変更させてしまう。その経緯は不明ですが、地下鉄が開通した時の東急電鉄や東急バスへの負の影響を考えたんだろうね、東急電鉄は公共性の高い交通機関ではありますが一民間企業の利益が優先され公共の利益が蔑ろにされたということは残念の極みです。
そういう経緯で、目黒通り沿いや深沢・等々力はバスが主体の公共交通で当然ならが東急バスなのです。
都市鉄道の建設は、運輸政策審議会で答申され事業が進められますが、この地区では目黒線・南北線直通運転以外は見当たりませんね、新たな地下鉄建設は無いということです。
東京圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について(運輸政策審議会答申第18号、平成12年1月27日)
http://www.mlit.go.jp/kisha/oldmot/kisha00/koho00/tosin/kotumo/mokuji_.htm
関東1都6県の鉄道の将来-東京圏鉄道整備計画
http://pref7.so.land.to/newline2.htm
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