品川から目黒にかけて連なる丘(山)があり、これを俗に城南五山という。これら五つの丘は、JR山手線の内側に位置し、都心の賑わいと隣接した邸宅街としての良さを今に伝えている。城南五山は江戸時代の大名屋敷や明治以降の実業家の邸宅が立地した土地でもある。
御殿山
三代将軍徳川家光が訪れた御殿があったという御殿山。(品川区北品川四丁目)
島津山
島津公爵家の屋敷があった島津山。(品川区東五反田四丁目)
花房山
花房子爵ゆかりの花房山。(品川区上大崎三丁目)
八ッ山
開東閣の深い杜が広がる八ッ山。(港区高輪四丁目)
池田山
備前岡山藩池田家の広大な下屋敷があった静寂の地、池田山。(品川区東五反田五丁目)
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