Sunday 8 April 2012

さいたま市の見沼たんぼと農村風景

見沼たんぼ
http://www.minumatanbo-saitama.jp/

仮住まいの近くに芝川の両側に広がる見沼田んぼという農地がある。大規模緑地空間と説明があるが法的な位置づけがまだわからない。

見沼田んぼの中央に芝川が流れ、その両側から利根川から取水する見沼代用水(東と西)が流れてる。取水は標高の高い見沼代用水から、排水は低い芝川へという水の流れになり、芝川は荒川へ注ぐ。

この見沼代用水沿いに桜が植えられ、花の咲く季節は花見客で賑わう。満開だというので自転車で出かけてみた。

花から想像するとソメイヨシノであろう、今が満開だ。桜はかなり立派に成長している。70年代に堤の桜は台風のときに揺れる、そのときに根から水が浸水し堤防に被害を与えるとかいう理由で多くの堤の桜が切り倒されてしまった。ここは対象にならなかったのだろう。
今日は農地の一画にお囃子の太鼓舞台が設けられ地元の人が太鼓をたたいている。そして近所の人が集まっている。

遠くに、違和感のある構造物が水平方向に見える。

この見沼田んぼ、そのど真ん中に首都高速埼玉新都心線と「さいたま見沼出入り口」なのだ 。田んぼの中に非常に違和感のある構造物が出現しており、見沼田んぼの田園風景からは想像が難しい。

見沼代用水沿いには農家が並んでいる。そのすぐ脇には、小さく区画された建て売り住宅がかなりの密度で市街化が進んでいる。東京首都圏の典型的な市街化なのだろう、農地を潰して住宅地にする。

道路整備は市街化よりも遅いので、道路ネットワークの形成は非常に難しい状況のようだ。
なんとこの首都高速埼玉新都心線、空いていれば都心まで30−40分で行ける。

農家の周りに畑があり、桜の花を背景に菜の花が咲いていた。長閑だな、でもそんな場所で勝手に弁当を広げたら農家の人が困ってしまうだろう花見客が多い。

首都高速埼玉新都心線(走行記)
http://fumi78.web.fc2.com/s2shintoshin.html




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